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【03/29】阿部修一郎監督の新作ドキュメンタリー作品、上映会を開催します

ドキュメンタリー映像作家で、当店のスタッフでもある阿部修一郎さんの映画上映会を豊島区の大塚駅近く「シネマハウス大塚」にて開催します!

上映するのは、解体予定の、作家自身の実家を対象に撮影した3本のドキュメンタリー映画【住居3部作】。
今回はその中から、第2作《うどを植える》と第3作《春分祭》の上映を行います。掃除などの家事や、扉の開け閉めのような、日常的に反復される些事や生活のリズムたち。作家はそれらを映像に残すことが、ある場所に居る感覚を記録することになるのではないかと考えます。

上映後には、建築を媒体とするコレクティブ、ガラージュの活動でも知られる建築家の小田切駿さん(Hayao Odagiri Architects)を迎え、映像で記録された、建物をめぐる時間の経過や営みたちについてのアフタートークを開催します。
ぜひ皆様お越しください。

<開催概要>
2025年3月29日(土)
『反復のレッスン』
上映:阿部修一郎『うどを植える』『春分祭』
TALK:小田切駿(建築家)+阿部修一郎

会場:シネマハウス大塚
(東京都豊島区巣鴨4丁目7−4−101)

OP18:00 / ST18:30
Charge:¥1,500

企画・主催:ヤンヤン
予約はhttps://forms.gle/sJRPK1h5bGVkCMLn9

【上映作品】
『うどを植える』(2024/33分)
東京ドキュメンタリー映画祭2024入選作品。住居3部作第2作。阿部の実家での日常生活風景、数十年前に撮影された写真群、および父親へのインタビューによって構成。

【上映作品】
『春分祭』(2025/65分程度)
住居3部作第3作。2024年の元旦から、解体のために家を明け渡す2024年3月末までを記録する。

【作家紹介】
阿部修一郎
1996年、⻘森県⽣まれ。2024年現在、東京藝術⼤学⼤学院美術研究科先端芸術表現専攻修⼠課程在学中。場に堆積した記憶や、場所に居る⾝体感覚を記録するための映画制作を探求している。主な作品に《Hear the Place Sing》(2022)、《うどを植える》(2024)など。主な上映・展⽰に、第25回写真「1_WALL」展(2022/ガーディアン・ガーデン)、東京ドキュメンタリー映画祭2024(2024/Kʼs cinema)など。